海外FXでおすすめのメンタル管理方法について今回は解説をします。
まずはメンタルをうまくコントロールできるかどうかのチェックポイントについて説明していますので、ぜひ確認してください。
メンタルをうまくコントロールできるかどうかのチェックポイント

まずはメンタルをうまくコントロールできているかどうかを確認する必要があります。
主なチェックポイントは11個です。
- トレードルールを破ってしまうことがある
- 損失があると感情的になる
- 損切ができない
- 損失が出るとすぐに取り戻そうとする
- ポジションが気になって仕方がない
- ポジポジ病
- 年がら年中、チャートを見ている
- 他責思考
- 生活に必要な資金を毎月稼ぎたい
- 根拠のないトレードをする
- 連敗するととことん落ち込む
- 1つも当てはまらない:神メンタル(多分、そんな人はいません)
- 1つから3つ当てはまる:しっかりとメンタルコントロールできています。今のままで十分利益を出せます。
- 4つから9つ:投資で失敗する可能性が高いです。
- 10つ以上:かなり危険なので、投資を始める前にメンタルを改善する必要があります。
それでは、それぞれの項目についてわかりやすく説明をしていきますので、参考にしてください。
トレードルールを破ってしまうことがある
トレードルールとは、その名の通り、株式投資やFXを行う際の自分なりのルールです。
例えば、エントリーのタイミングや、決済のタイミング、取引量などがトレードルールになります。
トレードルールを決めておくと、自然とエントリーのタイミングなどがわかるため、メンタルを保つのにおすすめです。
しかし、最初からトレードルールを完璧に作るのは不可能です。
取引をしていく中で、ブラッシュアップしていく必要があります。
ある程度トレード経験を積むと自分なりのトレードルールが出来上がるはずです。
トレードルールを作るのは非常に重要ですが、このトレードルールを破ってしまうと元も子もありません。
決めたルールを守らないと、FXで想定以上の損失に繋がる場合もありますので、トレードルールについてはしっかり守るようにしましょう。
損失があると感情的になる
損失が出てくると、その損失をすぐに取り戻したくなり、感情的になってしまいがちです。
投資で利益を上げるためには、冷静にトレードを行う必要があります。
感情的になってしまうと損失がより広がってしまいますので、注意しましょう。
損切ができない

投資で利益を上げるためには損切りが非常に重要です。
百発百中で投資で勝つのは不可能だからです。
しかし、損切りは非常に難しいです。
なぜなら、人間は本能で損切りを嫌がっているからです。
損切りを適切に行うためには、トレードルールの中に損切りのルールを入れておくのが良いでしょう。
あらかじめ損切りのポイントを決めておけば、損切りをしやすくなります。
ただし、いくらトレードルールで損切りのルールについて決めておいても、いざその場に立つとなかなか損切りを行うことができません。
やはりメンタルを鍛えておく必要があるのです。
損失が出るとすぐに取り戻そうとする
損失が出ると、人間の本能としてすぐに取り戻そうとします。
感情的なトレードになり、今までと違うトレードをしがちです。
例えば、トレードルールを無視した大きな取引量で取引をしたり、エントリーポイントの精査が甘い段階でトレードしてしまうことなどです。
取引量を増やしてうまくいけば、すぐに損失を取り戻すことができますが、なかなかうまくいきません。
利益を上げるためには冷静に取引を行うのが重要です。
損失が出るとすぐに取り戻そうとする行為は冷静な状態ではありません。
損失が出るとすぐに取り戻そうとするのはやめましょう。
ポジションが気になって仕方がない
ポジションが気になって仕方がないと、なかなか投資で勝つのは難しいです。
ポジションを保有すると、値動きが気になる気持ちはわかりますが、過度に気にしてしまうと生活に影響が出てしまいます。
これが続くと体調を悪化させる原因にもなりますので、過度にポジションを気にするのはやめましょう。
ポジポジ病

「トレードしていないとつまらない」「いつもポジションを持っていたい」こういった症状は「ポジポジ病」とも呼ばれ、投資家の間では長年の間、パンデミックのごとく蔓延しています。
なぜトレーダーはポジポジ病にかかるのでしょうか?その理由は5つです。
- 機会損失をしたくない
- 損失を取り返したい
- 早く稼ぎたいもっと稼ぎたい
- 暇である
- 自分の手法の理解度が足りない
それぞれの理由について説明します。
機会損失をしたくない
「いざ、トレードするぞ」とパソコンの前に座りチャートを開き、エントリーポイントがないかを確認しても、今の時点ではエントリーできそうにないと思うと、なんだか損した気持ちになる人はいませんか?
せっかくやる気満々でチャートを監視していたのに、何もすることがないとなると、それまでの時間を損したような気分になります。
「せっかく時間を費やしたのだから何かしないと損」という気持ちになって、エントリーチャンスではないにもかかわらず、適当にエントリーしてしまう人がたくさんいるのです。
損失を取り返したい
投資をするなら、損切りは避けては取れないものなのですが、損切りをするのは気分の良いものではありません。
自分のメンタルにダメージを与えるような金額だとなおさらです。
早くこの損を取り返してむしゃくしゃした気持ちをすっきりさせたいと思うのが一般的です。
しかし、損切りした直後に都合よくエントリーチャンスが来るものではありません。
損を取り返さなければならないと思っていると、獲得したい利益の額が明確になるので、それだけの利益を得るために取引量を増やすという間違った判断をしてしまうこともあります。
結果、確度の高いエントリーチャンスではないタイミングで、しかも身の丈に合わないボリュームで一か八かの危険なエントリーをしてしまい、さらに損失を重ねる結果になってしまいます。
早く稼ぎたいもっと稼ぎたい
早く大きく稼ぎたいといった無理な目標を持っていると、売買機会を増やす必要に迫られます。
チャンスが来ないからといってポジションを持たずに過ごしてしまうと、1円たりとも増えないので、だったらとりあえずエントリーしておこうとなってしまいがちです。
結果としてはこうした無駄なエントリーは損失になるか良くてもトントンで撤退という結果に終わるのがほとんどです。
早く稼ぎたい気持ちは理解できますが、こうした感情に駆られたトレードには危険がたくさん潜んでいることは肝に銘じる必要があります。
暇である
時間がありすぎたり、投資以外にすることがないという時もポジポジ病の罠が潜んでいます。
平日に思いがけず休みが取れたり、明日は休日だから朝までトレードできるなど時間がたっぷりあって意気込んでいる時が危険です。
なぜなら、じっくりチャートを見られる時間と環境があるときに都合よくエントリーチャンスが来るとは限らないからです。
本来は暇だろうと忙しかろうと明確なチャンスが来ていなければエントリーしてはいけないのですが、「せっかくの休みだし、何かやりたいなぁ」と安易にエントリーしてしまうのです。
FXでエントリーできない時間に、なにをするかを決めておくと良いでしょう。
自分の手法の理解度が足りない
自分の売買手法を十分理解できていない場合にもポジポジ病は発症します。
為替チャートやシグナルの読み方、資金管理など投資の基本に対する理解が足りない場合もそうです。
現状の分析が正しくできていないとチャンスなのか、見送りなのかについて正しい判断ができなかったり、基準を緩めて無理矢理チャンスと解釈してしまうようなことが起こります。
ポジポジ病を克服するためには…
ポジポジ病は損を呼び込む非常に厄介な存在で、投資で勝てない人はポジポジ病を直すだけでも収支は劇的に改善します。
ポジポジ病の治療法は3つあります。
・相場はいつでもあると認識すること
今慌ててポジションを取らなくても相場はいつでもあります。
特にFXは土日以外は基本的にオープンしているので、焦らないでください。
・短期的な視野を捨てて長い目で考えること
いつまでにいくら稼ぎたいといった短期的な目標に縛られていると、チャンスがない時に無理なエントリーをしがちになります
・時間があるときにやることを見つけること
暇すぎて無駄にエントリーすることを防ぐため、ゲームや読書、筋トレなど何でもいいのでやることを決めましょう。
投資はついでにやるくらいの気持ちでいるのがちょうど良いです。
年がら年中、チャートを見ている
チャートを見るのは非常に重要です。
暇な時を見つけてチャートを見て勉強するのも良いことです。
ただし、あまりにもチャートを見すぎてしまうと生活に影響を与えてしまう可能性があります。
チャートを見るのはとても大切なことですが、過度にチャートを見すぎるのはやめましょう。
他責思考
他責思考だと投資で勝つのは難しいです。
投資は全て自己責任です。
仮にインターネットやYouTubeなどに影響されたとしても、最後に判断したのは自分です。
他責思考になってしまうと投資に負けてしまう可能性が高くなりますので、注意してください。
生活に必要な資金を毎月稼ぎたい
生活に必要な資金を毎月投資で稼ぎたいと思うのも危険です。
なぜなら、毎月安定的に投資で利益を確定するのは非常に難しいからです。
どうしても月によって利益は変わりますし、月によってはマイナスになってしまうこともあります。
また、生活に必要な資金を稼ぎたいと思うばかりに、さらに上昇しそうな銘柄を保有していても利益確定してしまう可能性もあります。
あくまで生活に必要な資金については、投資ではなく給料や副業などで補うのが良いです。
ただし、配当に関してはある程度、安定的に入ってくる収入になりますので、生活費に当てるのは良いでしょう。
毎月安定的に利益を上げたいという思考は危険です。
根拠のないトレードをする
根拠のないトレードをすると、必ずどこかで大きく損失を出すことになります。
ビギナーズラックなどで根拠のないトレードをしても勝てることはあります。
しかし、根拠のないトレードをし続けて勝ち続けるのは絶対に無理です。
銘柄選定やトレードのタイミングなどについては、しっかりと根拠を持ってトレードするようにしてください。
連敗するととことん落ち込む
FXで連敗することはよくあります。
もちろん取り返しのつかないほど大きな損失になってしまうのは問題ですが、少ない金額の負けが続いてもそんなに落ち込む必要は無いでしょう。
連敗するととことん落ち込んでしまうメンタルだと、次の投資にも大きな影響を与えてしまいますので、しっかりと切り替えるようにしてください。
海外FXで成功するためのおすすめのメンタル管理方法とは?

海外FXで利益を上げるために必要なメンタル管理方法について解説をします。
- 必要以上に大きなポジションを持たない
- 絶対に借金をしてトレードをしない
- 自信があるポイントでしかトレードをしない
海外FXで成功するためのおすすめのメンタル管理方法についてわかりやすく解説をしますので参考にしてください。
必要以上に大きなポジションを持たない
海外FXで安定的に利益を上げるためには、必要以上に大きなポジションを持たないようにしてください。
必要以上に大きなポジションを持ってしまうと、メンタルに支障をきたすケースがほとんどです。
なぜなら「絶対に負けられない」と思ってしまうからです。
このような心理状態で勝てるものも勝てなくなってしまいます。
なくなっても、特に問題のないポジションで取引をするようにすれば冷静な判断で取引ができるので、ぜひそのようにしてください。
絶対に借金をしてトレードをしない
メンタルを安定して保つためには絶対に借金をしてはいけません。借金をして大きなトレードをすればすぐに負けを取り戻せると考える人も多いですが、借金をしてトレードをして勝てるケースはありません。
なぜなら、冷静な判断ができなくなるからです。冷静な判断なくして、海外FXで勝てるのは極めて難しいのはご理解いただけるでしょう。
借金をしてしまい、トレードで大きな損失を負ってしまうと、借金だけが残ってしまい、支払いに窮してしまうので、絶対にやめてください。
自信があるポイントでしかトレードをしない
海外FXで安定的に利益を上げるためには、自信があるポイントでしかトレードしないようにしてください。自信のあるポイントでのトレードであれば、メンタルも安定するはずです。
逆に自信がないポイントでトレードをすると、メンタルがざわつき、冷静な判断ができなくなってしまうので、絶対にやめましょう。
まとめ

今回の記事では、海外FXでおすすめのメンタル管理方法について解説をしました。
メンタルを安定して保つためには、まずは自分のメンタルがどうなのかチェックする必要があります。自分のメンタルを把握した上でしっかりと管理するようにしましょう。
海外FXで勝つためにはメンタルは非常に重要です。ぜひ今回の記事を参考にしていただき、メンタルを安定させて海外FXに臨むようにしましょう。