海外FXで重要な資金管理とは

海外FXは最大無制限のレバレッジの利用ができるため、少ない投資資金でも大きな利益を上げられるとして非常に人気があります。

しかし、誰でも海外FXで利益を上げられるわけではありません。

海外FXで最も重要なのは「資金管理」です。

そこで今回は資金管理について詳しく説明をします。わかりやすく説明をしますので、参考にしてください。

目次

資金管理で考えるべきこと

資金管理で大切な事はたくさんありますが、トレードルールが非常に重要になります。

トレードルールとは、その名の通り、株式トレードなど投資をする際に決めておくルールのことです。

トレードルールを作らなければ、投資の勝率は大きく下がるといって良いでしょう。

また、トレードルールを作らなければ、メンタルに左右されたトレードになってしまいます。

感情に左右されてしまうと、投資で大切な資金管理を適切に行うことができません

トレードルールを作成する際のポイントはたくさんありますが、主なポイントは4つに集約されます。

トレードルールを作成する際のポイント
  • いつでも実行できるルールにする
  • しっかりとトレード内容を記録する
  • 常に検証する
  • 軌道修正できるルールにする

トレードルールを作成する際のポイントについて説明をします。

いつでも実行できるルールにする

立派なトレードルールはインターネットや投資の本を参考にすれば誰でも作成できます。

確かに立派なルールも重要ですが、いつでも実行できるルールでなければ全く意味がありません。

特に損切りについては、いつでも確実に実行できるルールにしておきましょう。

なぜなら、損切りは人間の本能で嫌がる行為になるからです。

人間の本能は利益は確実に取り、損失はできるだけ先延ばしにしたいものになります。

この人間の本能に従ってトレードをしてしまうと、利益は小さくなり、損失は大きくなってしまうので注意が必要です。

株式投資に限らず投資で大きな利益を上げるためには「利大損小」が基本になります。

つまり利益は大きくして損失は小さく収めることです。

しかし、人間の本能に従ってトレードしてしまうと、全く逆になってしまいますので、トレードルールをしっかり定め、いつでも損切りできるようにしておきましょう。

ご自身で決済ボタンを押すのが負担な方は、逆指値やトレールストップを入れておくとよいでしょう。

これをハードストップといいます。

しっかりとトレード内容を記録する

しっかりとトレード内容を記録するのもトレードルールを作る際には非常に重要です。

負けを記録するのは非常に辛いことにはなりますが、負けた記録こそ成長するための貴重な財産になります。

勝ったトレードはもちろんですが負けたトレードはよりしっかりと記録し、今後の成長に生かせるようにしましょう。

常に検証する

良いトレードルールを作るためには常に検証することが重要です。

株式投資など投資のトレード技術は日進月歩で進化しており、古いトレード手法は役に立たないものも多いです。

つまり、トレードルールを常にブラッシュアップする必要があります。

トレードルールをブラッシュアップするためには記録を取るだけではなく、常に検証することが重要です。

しかし、いきなりリアルトレードでトレードをしてブラッシュアップを待つのが怖いと思う方も多いかもしれません。

そのような方はデモトレードの利用をしましょう。

デモトレードとは、実際のお金を使わずに仮想の資金で取引を行うトレードのことです。

これは市場の動きや取引プラットフォームを試すために利用され、初心者トレーダーや新しい取引手法を試す際に役立ちます。

デモトレードではリアルな市場状況を模倣し、リスクがないため、トレードのスキルや戦略を向上させるのに役立つ方法です。

デモトレードを使って様々なトレード手法を検証することは、投資の勝率を大きく上げることにつながります。

ぜひ積極的にデモトレードを行い、トレードルールのブラッシュアップに努めるようにしましょう。

ただしデモトレードは実際のお金ではないため精神的な負担がないので、実践とはかなり心理的に異なります。

TradingViewでも過去のチャートでデモトレードすることが可能です。

軌道修正できるルールにする

トレードルールはある程度完璧に作るべきですが、柔軟性を持たせておくことも重要です。

いくら完璧に作ったと思っても完璧なトレードルールはこの世には存在しません。

また市場環境によってもうまくいくルールは変わってきます。

実際にトレードを行い、おかしなところは軌道修正できるようなルールにしておきましょう。

特に完璧主義な人はなかなか軌道修正できないルールを作ってしまいがちなので、注意が必要です。

暴落への備え方

いくら資金管理をしっかり行っていても、リーマンショックやコロナショックなどの経済ショックが起きると資産は激減してしまいます。

そのような暴落が起きても慌てずに投資を続けるには、やはり資金管理が非常に重要です。

暴落への備え方の主なポイントは2つです。

暴落への備え方の主な2つのポイント
  • 暴落が起きても投資できるキャッシュを一定金額、常に保有しておく
  • 生活費と投資資金は明確に分ける

それぞれのポイントについて説明をします。

暴落が起きても投資できるキャッシュを一定金額、常に保有しておく

リーマンショックやコロナショックなどの暴落はある意味、投資チャンスともいえます。

リーマンショックの時とコロナショックの時のS&P500のチャートは以下の通りです。

・リーマンショック

・コロナショック

このように、経済ショックが起きた後は、大きく株価は回復しています。

つまり、経済ショックが起きたときに、追加投資ができれば、その後に大きな利益を得られる可能性が高いのです。

もちろん、絶対に回復するとは限りませんし、回復するまでに長い時間がかかる場合もあります。

しかし、常に一定のキャッシュを残しておけば暴落が起きても安心して投資ができるのではないでしょうか。

ちなみに上岡さんは常に半分キャッシュで、暴落のときは信用買いで全力で買っていくそうです。

生活費と投資資金は明確に分ける

投資を行う際は、必ず余裕資金で行うようにしてください。

なぜなら、生活費などすぐに使う予定のある資金で投資をしてしまうと、マイナスになっていても決済する必要があるからです。

一方、余裕資金で投資を行えば、多少がマイナスになったとしても、株価が戻るまで待てるでしょう。

投資の原則は余裕資金で長期分散投資を行うことです。

長い時間をかけて様々な資産に分散して投資を行えばリスクをかなり抑えられます。

そのためには、お金を色分けして余裕資金で投資をするようにしてください。

お金の色分けとは、お金の使い道によって生活費、使う予定のある資金、余裕資金に分けていく作業です。

このお金の色分けをしっかり行うことによって余裕資金をあぶり出すことができますので、ぜひ試してみてください。

レバレッジのリスクとメリット

投資の資金管理をしっかり行う上で、注意すべきなのがレバレッジです。

レバレッジとは「てこの原理」のことで、投資資金の◯倍の取引ができる仕組みになります。

例えば、国内FXの場合、最大25倍のレバレッジの利用が可能です。投資資金が10万円の場合、250万円の取引ができることになります。

当たり前ですが、取引金額が大きくなればその分利益も大きくなります。 

現物取引の場合、手元資金がなければ大きな取引をすることは出来ません。

つまり手元資金が少なくても大きな利益を出せる可能性があるのです。

投資資金が大きくなれば、その分、利益も大きくなるため、多くの投資家に利用をされています。

しかし、資金管理を行う上でレバレッジは非常に注意が必要です。

レバレッジの最大のデメリットは、大きな損失をしてしまう可能性があることです。

レバレッジ効果は、うまく利用すれば手元資金だけで取引するよりも大きな利益を出すことができます。

しかし逆にいうと損失も大きくなってしまう可能性があることです。

レバレッジ効果は資金効率を高める非常に有効な投資手法ではありますが、その分、失敗した時に大きな損失を負ってしまうことは大きなデメリットです。

また、レバレッジの利用は追証が発生する可能性があることです。

追証とは追加証拠金のことで、下落により証券会社に預けているお金が減ってしまった時に追加のお金を求められることです。

追証が発生してしまうと、決められた期日までに追加でお金を証券会社に入金しなければなりません。

もし追加でお金を入れることができなければ強制的に決済されてしまいます。

強制決済になってしまうと大きな損失を負うことになるので、追証が発生することはレバレッジ取引のデメリットになります。

レバレッジは効率的に利益を狙える良い仕組みですが、あっという間に大きな損失を負ってしまう可能性のある非常に怖いものです。

また、レバレッジをかけて、大きな含み損を抱えてしまうと、トレードルールを守れなくなってしまう可能性があります。

なぜなら、想定以上の損失になってしまい、いち早く損失を取り戻したいと思ってしまうからです。

最悪の場合、消費者金融などで借金をしてさらに高いレバレッジで取引をする人も多いので、注意しましょう。

こうなってしまっては、完全に資金管理は崩壊してしまいます。

投資の資金管理を行う上で、レバレッジの扱いには注意するようにしましょう。

ただし、レバレッジに慣れてくれば高いレバレッジの利用をするべきです。レバレッジは投資効率を良くする最大のツールになりますので、海外FXの最大無制限のレバレッジをうまく活用するようにしましょう。

資金管理をうまく行わなければ、いくらスペックの高い海外FXでも稼ぐことができない

海外FXは最大無制限のレバレッジの利用ができることや、追証が発生しない強制決済システムがあり、国内FX業者に比べてかなりスペックが高いです。

実際に、国内FXでは全く稼げなかった方も、海外FXでは、大きな利益を上げている方がたくさんいます。

しかし、いくらスペックの高い海外FXでも、資金管理をしっかり行わなければ稼ぐことができません。

常に冷静にトレードルールを守ってトレードするのが何よりも重要です。

資金管理をしっかりと行い、スペックの高い海外FXで大きな利益を狙っていきましょう。

まとめ

今回は、海外FXで重要な資金管理について説明をしました。資金管理をしっかり行うことは、海外FXで大きな利益を狙う最も重要なポイントです。

ぜひ今回の記事を参考にしていただき、海外FXで大きな利益を狙っていただければ幸いです。

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